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報告:2017年度連続講座(最終回)文殊山366m 9/28(水)

IMG_7711泰澄大師白山開山1300年を記念して開かれた連続講座は第5回の最終回を迎えました。最終回にふさわしい越前五山の解説講演のようになりました。越前五山の意味を知らない人も納得しそうな講演者の思う説を話されました。講演者は文殊山のふもとにある楞厳寺(りょうごんじ)住職 徳毛裕彦氏でした。

陰陽五行説で説明されました。陰陽五行は当時の国家管理の意思決定方法のようだ。奈良県明日香村で見つかった石室の壁に描かれていた絵などで表現されている。

同氏によると、

中央、ほほ山(保々山)、文殊山のことを指す、黄色、泰澄大師の生まれた三十八社は文殊山のすぐ下にあるので中心になってもおかしくはない。

東、しろ山(白山)、青、青龍、子供、

南、ひの山(日野山)、赤、朱雀、青年、

西、おち山(越知山)、白、白虎、老人、

北、みず国(三国)、黒、玄武、死、

北東、うしとらの方向、蔵王山吉野ヶ岳、表鬼門を抑える、以上越前五山。

他に南西の裏鬼門を抑える鬼ヶ岳。

ピッタリその方角にその山があるではないですか。

IMG_7713真東を示す礎石のような一直線に並んだ石群が山頂お堂近くにある。住職は専門家に写真を見せたが、単なる礎石でしょうと言われて残念だったそうですが意味のあるものと思っておられるようだ。

住職が山に入るようになりいろいろわかるようになった。古墳があり4300年前まで遡れるが、まだ泰澄大師に関わると言えるものは見つかっていない。何とか見つけたいと活動中。

また公開できない秘密のある山のようでもあります。住職が山においでの時に聞かれると良いかもしれません。住職は年間約50%山におられるようです。

山頂から北陸の主要交通幹線が一望できる山としても売りだしたいようです。

住職が山に入るようになった初年度はお正月におひとり参拝されたそうですが、23年経った今は元日に約1000人の方が登られるようです。また干支の入った鈴をお渡しされています。3ヶ日毎日人数限定で渡されています。

講座受講者の1/3はまだ登ったことがなかったようです。越前五山中最も低い山ですので是非お上りください。道は緩いので雨の日は長靴が良いでしょう。

IMG_7716最後に当講座をすべて受講された方が表彰されました。20名を超える方々がすべて受講されました。

これからも興味を持っていろいろなことにチャレンジされることを期待します。ご参加ありがとうございます。

 

 


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