9月15日、朝日コミュニティーセンターのホールで
番城谷山古墳の見学会があり、23名の方が参加しました。
見学会に先立って、福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
御嶽貞義(歴史文化部会の副部会長)さんによる
古墳についてのレクチャーがありました。
そして現地に移動し、越前町の学芸員 堀さんにお話を伺いながら
番城谷山古墳の発掘見学をさせていただきました。
今回は5号古墳と4号古墳を見せてもらいましたが
丹南では埴輪(はにわ)と葺石をセットでもつ古墳の発見は初めてだそうです!!
埴輪は3段のうち1段目がそのまま残っており、はっきりと分かりました。
5号古墳は直径約50mの古墳で、約1600年前古墳時代中期に作られたものだそうです。
標高は155mと高く(古墳公園の標高は約50m)、これだけ高いことろに古墳があるのは珍しいそうですよ。
4号古墳(直径約20m)では、お墓の穴を掘り込んだ墓杭(ぼこう)を見ました。
土の色が他とは違い、はっきりと分かります。
発掘調査が終わるとこれらは埋め戻しますので、大変貴重なものを見せていただきました。
参加者の皆さんも大満足だったようですね。
このように朝日地域にはロマン溢れる素晴らしいものがたくさんあります。
もっともっと地域のことを知っていただき、
住んでいる皆さんが愛着と誇りを持てるような取り組みを
e-とこ朝日でも行っていけたらいいですね!
参加いただいた皆さま、お疲れ様でした!